広がり

詩集 恋する地球

詩集 恋する地球

だれだって

 だれだって そうだよね
  だれだって すきだよね
 だれだって そうしたい

 だらだら なにもしないで
  一日すごせたら
   最高だもの

 縁側で冬の日差しを
  感じながらだったら
   なおのこと


恋しい人

 かっこいい人だった
  厳しさに
 優しさもあった


 だれよりも 仕事ができ
  だれからも頼りにされた

 その人が逝ってしまった

 悲しい気持ちは
  時が経つと
 恋しさに変わった


楽しみばかりとはかぎらないけど

 これまでの人生は
  一日一日
 日変わりメニューに
  目を輝かせる
 自分なりの
  波瀾万丈の
 朝ドラのようだった

 これから先も
  さしあたり
  その日その日の
 日変わりメニューに
  目を輝かせ
 生きてみようと
  思っている

 どんな景色が
  見られるか
 楽しいばかりとは
  かぎらないけど
   台本のない
  大河ドラマの
 主役と思って自分を
  見つめていたい


風と地球

 風が強い
  台風
  ハリケーン
  竜巻
 走り続けてきた
   地球が
  病に犯され
  咳き込み
   息遣いを
 あらくしているようだ


  オーイ
  大丈夫かい

  熱があるのさ
  悪寒もするし
  せきもでる

 すこしやすんだらいいよ
  よくやってくれたからね

  
恋する地球

    1
 自分たちのいる場所が
  星だと聞いて
 君達は驚きの声を上げたね

 先生 ここは本当に
 夜の空に輝いている星と
  同じなんですか

   だれだって
 最初にそれを知らされた時は
  信じられなかったよね

    2
 目を覚ますと
  昨日夕闇の中に
  消えて行ったはずの

   太陽の光が
  カーテンの透き間から

 部屋の中に射し込んでいる

 まさか自分たちのいる地球が
  東の空を上ってくる太陽の
    周りを

  回っているのだと
   聞かされても
 信じられやしなかった


    3
 てるてる坊主を
  窓の外にぶらさげ

 あした天気になあれと
  神様に
 お祈りした運動会の日は

  天気になった

  気をよくして
 お願いした遠足の日は
 大雨になって散々だった

 地球には空気と
   水があるので

    生き物が
  生きていけるんだよ

 だから雨も必要なんだと
  先生が言っていた

    4
 生き物のいる星は
  地球の外には
 見つかってないんだよ


 続けて先生の言った
  信じられないような
   その言葉

  それが本当なら
  すごいことジャン


 地球のこと尊敬しちゃう
  愛しちゃう

    5
地球にラブレター書きたい!
  先生にそう言ったら
 書いて上げると喜ぶかもね
  地球だって
  自分の身体に住み着いた

  キュートな生き物の
 君から恋文もらったら
  本気で返事
 書くかもしれないよ


 でもどうやって
  届けるのかな

 返事だって
  どうやってもらうの

  それは無理ジャン  
  それに地球は
 恋なんてするはずないし

  でも書くわ
 熱烈に愛してる!って

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